ドコモ光の提携プロバイダ「plala(ぷらら)」。
タイプAという事でタイプBに比べて月額料金が200円安くなります。
今回はそんなplala(ぷらら)の通信速度やメリット・デメリット、オプションサービスについてまとめました。
戸建て | マンション | |
---|---|---|
タイプA | 5,200円 (6,700円) | 4,000円 (5,000円) |
タイプB | 5,400円 (6,900円) | 4,200円 (5,200円) |
単独タイプ | 5,000円 (6,500円) | 3,800円 (4,800円) |
※料金表()内の金額は、2年定期契約無の場合の料金です。
目次
通信速度
5段階評価 | 下りの平均速度 | |
---|---|---|
2017年5月 | 2.83 (8位/15位中) | 71Mbps (9位/13位中) |
2017年8月 | 2.41 (9位/15位中) | 110Mbps (8位/13位中) |
2017年11月 | 2.26 (8位/12位中) | 144Mbps (7位/13位中) |
2018年2月 | ↓2.2 (9位/12位中) | ↑194Mbps (3位/13位中) |
※下りの平均速度は、Radishみんなの測定結果を参考にしています。
価格.comの口コミはダウン。Radishみんなの測定結果の平均速度は上昇しています。
評判を確認した所、昼間の速度に対する不満は少ないようですが「夜間の速度が遅い」という意見が多く見られます。確かにインターネットのゴールデンタイムと呼ばれる時間帯の平均速度を計算してみると、128Mbpsと下がっています。
個々の数値を確認すると、最大が300Mbps超。最低が200Kbpsと桁違いなので、環境による低下は否めません。ただこれは、どのプロバイダでも同じ傾向にありますし、混雑する時間帯でも平均速度が128Mbpsと考えると、速度的にお薦めできる事業者だと思います。
尚、下記表はRadishみんなの測定結果を元に独自に計算しており並べ替え可能です。見出しの矢印をクリック又は、タップしてください。
プロバイダ (関連記事) | オールタイム | ゴールデンタイム |
---|---|---|
ぷらら | 194 | 128 |
So-net | 137 | 113 |
BIGLOBE | 187 | 116 |
DTI | 131 | 87 |
BB.excite | 112 | 48 |
hi-ho(ハイホー) | 106 | 81 |
GMOとくとくBB | 158 | 132 |
TiKi TiKi | 5 | 5 |
ASAHIネット | 195 | 214 |
@nifty | 218 | 204 |
@TCOM | 136 | 190 |
OCN | 157 | 90 |
WAKWAK(ワクワク) | 135 | 118 |
IPv6対応状況
IPv6接続とは次世代の通信技術。
IPv6接続に対応していれば通信速度が改善される場合があります。但し、大幅な速度改善が見込めるのは、下記表③のIPv6 IPoE (IPv4 over IPv6)。
「Plala(ぷらら)」は地域によってIPv6接続の対応状況が異なります。尚、HP上は2017年9月時点の情報ですが、問い合わせしたところ2018年2月現在も進捗状況は変わっていないとの事。
接続方式 | 対応ISP |
---|---|
①IPv6 PPPoE ⇒速度改善不可 | ・ぷらら(東京・大阪以外) ・DTI ・BB.excite ・01光コアラ ・@ネスク ・hi-ho ・TiKi TiKi ・@TCOM ・TNC ・@ちゃんぷるネット |
②IPv6 IPoE ⇒一部速度改善 | ・ドコモnet ・ぷらら(東京・大阪) ・SYNAPSE ・ASAHIネット ・タイガースネット ・OCN ・WAKWAK |
③IPv6 IPoE (IPv4 over IPv6) ⇒速度改善 | ・GMOとくとくBB ・BIGLOBE ・ANDLINE ・IC-net ・@nifty ・So-net ・SIS |
※記載の無いプロバイダは、IPv6接続に未対応です。
東京・大阪
上記表②のIPv6 IPoEに対応しているため一般的なWebサイトのGoogle・Youtube・Facebook・Netflix・WikiPedia等、一部のWebサイトを閲覧する時は通信速度が早くなる可能性はありますが、それ以外のWebサイトでの改善は見込めません。
東京・大阪以外
上記表①のIPv6 PPPoEへの対応しかしていないため、通信速度の改善は見込めない状態です。
尚、下記参考記事では、ドコモ光でIPv6接続とは何か?ということから、速くなる理由まで徹底解説しています。
■参考記事
オプションサービス
plala(ぷらら)をプロバイダに指定すると1,200円(税抜)分のフリーチケットが毎月貰えます。このフリーチケットは下記オプションサービスの利用料金に充当する事ができます。
- 複数メールアドレス
- ニックネームメール
- メールフォワードHyper
- プライベートホームページ
- 時間 de メール
- グループメール
- IP接続サービス
メールアドレス
メールアドレスは標準で1つ利用できます。
尚、上述したフリーチケットを利用する事でメールアドレスは実質無料で追加ができます。1つあたり200円(税抜)かかるので最大で7つ(1+6)までメールアドレスを無料で利用できます。
セキュリティ
セキュリティは下記ソフトが利用可能です。尚、ドコモ光開通後、最大24ヵ月間無料で利用できるのは大きなメリットですね。
尚、2017年11月中旬よりMac・iOS・Androidでもセキュリティソフトの利用が可能になりました。
マカフィー for plala | |
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月額料金 | 370円 |
1ライセンス | 3台 |
対象OS | Windows、Mac、iOS、Android |
設定サポート
電話サポート
plala(ぷらら)は、電話にて何度でも設定のサポートを無料提供しています。他のプロバイダはインターネット接続以外は有料になるケースも多い中「plala」では下記のような手厚いサポートを受けられます。
- インターネット接続設定
- ひかりTV視聴設定
- DAZN視聴設定
- dTV視聴設定
訪問サポート
電話でのサポートに不安がある場合には、自宅へ訪問してのサポートも受けられるようになっています。
訪問サポートは1回だけ無料ではありますが、対象作業以外は有償となるので、どのような設定を希望か窓口に伝えたうえで予約を行うようにしましょう。
■参考記事
解約時の手続き
ドコモ光解約と同時に無料プランへ自動移行となります。
尚、メールアドレスを継続希望の場合にはプラコミゼロという毎月200円(税抜)のプランに変更が必要です。又、2つ以上のメールアドレスを継続希望の場合には、プラスオプションという月額300円(税抜)のサービスに加入しましょう。
上述したフリーチケット1300円(税抜)分が毎月貰えますよ。
■参考記事
plala(ぷらら)のメリット・デメリット
plala(ぷらら)を利用するメリット・デメリットは下記点が挙げられます。
メリット | デメリット |
---|---|
・通信速度の評価が高い ・最大24ヵ月セキュリティが無料 ・電話サポートが永年無料 ・訪問サポートが初回無料 | ・IPv6 IPoE (IPv4 over IPv6)へ未対応 |
ぷららは提携プロバイダの中でも総合的にお薦めできるISP事業者だと思います。
唯一、デメリットとして挙げるとすれば、上述した「IPv6 IPoE (IPv4 over IPv6)」への対応状況でしょう。ゴールデンタイムに速度が低下する要因の一つかもしれません。しかしながら、未対応にも関わらず平均速度が194Mbpsなので今後の高速化に期待が持てます。
メリットとしてはセキュリティと設定のサポートが挙げられます。セキュリティソフトは1ライセンスで3台までの対応で尚且つ、無料期間は24ヵ月と提携プロバイダの中でトップクラスです。
そして、訪問サポートは1回無料。電話サポートに至っては回数を問わず永年無料ですし、サポート範囲にひかりTVやdTVの視聴接続設定が含まれています。インターネット接続だけならまだしもTVの設定も含まれているので、設定が不安な方にとっては大きな魅力といえるでしょう。
ドコモ光のお得なキャンペーン
ドコモ光のキャンペーンは、ドコモ光が行うキャンペーンと代理店等が行うキャンペーンの2種類があります。そして、後者のキャンペーンはプロバイダやオプションサービスの有無により、キャッシュバック金額が異なります。その詳細を下記参考記事にてまとめています。
また、インターネット業界は繁忙期になると、ドコモショップ等の申し込み窓口は混雑が予想されます。よって、自宅に居ながら完結できるWeb申し込みがお薦めです。そのメリットや注意点についても解説しています。
■参考記事
ドコモ光・docomoユーザーは必見!dカードGOLDの魅力
dカードGOLDというクレジットカードがあります。このカードは年会費10,800円(税込)と敬遠されがちですが、ドコモ光・docomoユーザーならあっという間に取り返せるほどの高還元率なんです。
その還元率は10%。10,000円につき1,000円分のポイントが還元されるんです。つまり、携帯電話料金が年間108,000円。月々9,000円以上であれば年会費は実質無料になります。ドコモ光の料金はdocomoの携帯電話料金に合算請求されることを考えると本当に「あっという間」です。ちなみにdポイントは下記に利用ができます。
用途 | 通常ポイント | 期間・用途限定 |
---|---|---|
実店舗 | ◎ | ◎ |
dマーケット | ◎ | ◎ |
dケータイ払いプラス | ◎ | ◎ |
ギフトコ | ◎ | ◎ |
ドコモ商品 | ◎ | ◎ |
ドコモサービス (メールストア等) | ◎ | ◎ |
ケータイ料金支払い | ◎ | × |
データ量追加 | ◎ | × |
スゴ得クーポン | ◎ | × |
賞品が当たる抽選 | ◎ | × |
寄付 | ◎ | × |
交換商品 | ◎ | × |
また、3年間で最大10万円の携帯補償も実施しています。
補償内容に多少の差異があってもドコモで携帯補償に加入していれば下記費用がかかるんです。iOSであれば契約しているだけで、dカードGOLDの年会費に近い金額を支払っていることになります。
補償 | 料金 | 負担額の割合 |
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ケータイ補償 (iPhone/iPad) | 年9,720円 (月810円) | 90% (9,720÷10,800) |
ケータイ補償 (Android) | 年6,480円 (月540円) | 60% (6,480÷10,800) |
ケータイ補償に関しては、補償はあっても利用する機会が無ければ掛け捨てと同じですし、特典はついてきません。
考えてみて下さい。
dカードGOLDはゴールドカード。年会費を払っても10%のポイント還元や10万円分の携帯補償も受けられます。そして下記のようなゴールドカードの優待も受けられるんです。
- 携帯補償が3年間最大10万円
- 最大21,600円相当の割引クーポン獲得
- 国内・海外旅行保険付帯
- 全国28ヵ所の空港ラウンジ無料利用可
極めつけは、入会特典です。
入会とエントリー後の利用で、最大14,000円分のiDがキャッシュバックされます。期限は2018年6月30日まで。docomoユーザーにとっては必須のカードと言ってもいいと思います。
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