excite MEC光 接続プラン TYPE-Dとは?IPv4 over IPv6非対応の光コラボやプロバイダでも速度改善?

IPv6

BB.exciteは、インターネットサービスプロバイダ事業だけでなく、自社光コラボレーションモデルも提供しています。

そして、BB.exciteが提供する光コラボはドコモ光やソフトバンク光と違い特殊です。理由は、下記2つの異なるサービスを提供しているから。

  • エキサイト光
  • excite MEC光

また、excite MEC光は2018年7月19日より「excite MEC光 接続プラン TYPE-D」というサービスの提供を開始しました。

この記事では「接続プラン TYPE-D」とは一体何なのか、エキサイト光とexcite MEC光の違い含め徹底解説します。

エキサイト光とexcite MEC光の違い

まずは、エキサイト光とexcite MEC光の違いを簡単に解説します。

上記が両者の違いになりますが特筆すべきは通信規格です。

エキサイト光はPPPoE。excite MEC光はIPoE(DS-Lite)。この違いを簡単に説明すると、インターネットの通信速度が速くなるか否かです。

結論を述べると、excite MEC光だけが大幅な速度改善が見込めます。では、なぜ速度が改善されるのか?

理由は「transix」というサービスにあります。

 

excite MEC光はなぜ速い?

「transix」とはIPv6接続の一種。

IPv6接続には下記3種類がありプロバイダ(光コラボ事業者)により対応状況が異なります。下記表は、ドコモ光プロバイダのIPv6接続対応事業者の一覧ですが、「transix」は③のIPv6 IPoE (IPv4 over IPv6)に対応しており大幅な速度改善が見込めます。

BB.exciteとASAHIネットは光コラボレーションモデルに限り「IPv6 IPoE(IPv4 over IPv6)」に対応しています。(ドコモ光のプロバイダとしては非対応)
接続方式対応ISP
①IPv6 PPPoE
⇒速度改善不可
BB.excite
01光コアラ
@ネスク
hi-ho
TiKi TiKi
TNC
@ちゃんぷるネット
エディオンネット
②IPv6 IPoE
⇒一部速度改善
SYNAPSE
ASAHIネット
WAKWAK
③IPv6 IPoE
(IPv4 over IPv6)
⇒速度改善
GMOとくとくBB
BIGLOBE
OCN
ANDLINE
IC-net
@nifty
So-net
(~2019/6/30)
SIS
ぷらら
ドコモnet
タイガースネット
DTI
@TCOM
※対応ISPは2019年2月時点のデータ(順次更新中)です。
※記載の無いプロバイダは、IPv6接続に未対応です。
※BB exciteは、ドコモ光ではなくexcite MEC光利用時のみ「IPv4 over IPv6」に対応済です。
※So-net for ドコモ光は2019年6月30日でサービスを終了します。

また以下のように「transix」と類似するサービスがあります。有名どころは「v6プラス」ですね。

サービス名称
(接続方式)
VNE事業者提携ISP
v6プラス
(MAP-E)
JPNEGMOとくとくBB
IC-net
@nifty
ANDLINE
SIS
So-net
(~2019/6/30)
Tigers-net
DTI
@TCOM
IPv6オプション
(MAP-E)
BIGLOBEBIGLOBE
v6アルファ
(MAP-E)
OCNOCN
ドコモnet
v6エクスプレス
(DS-Lite)
マルチフィードぷらら
transix
(DS-Lite)
マルチフィードぷらら
ドコモnet
BB.excite
(MEC光)
IPv6高速ハイブリッド
IPv6 IPoE+IPv4
(4rd/SAM)
BBIXYahoo! BB
※ドコモnet・ぷららはv6アルファとtransixを併用してサービスを提供しています。
※Yahoo! BBはドコモ光提携プロバイダではありません。
※ぷららはドコモ光ではv6エクスプレス。ぷらら光ではtransixを提供しています。
※BB exciteがtransixに対応するのはexcite MEC光利用時のみです。
※So-net for ドコモ光は2019年6月30日でサービスを終了します。

 

では、なぜtransix(IPv4 over IPv6)は速度が改善されるのか?

 

答えは、以下3つ。

  • 200Mbps制限のトンネルを通らない
  • 混雑するISP事業者を通らない
  • IPv6非対応サイトでの高速化

つまり「transix(IPv4 over IPv6)」に対応していれば上記のような速度低下の原因を全て避けることができるんです。

尚、より詳しく速度改善の理由が知りたい方は下記記事をご確認ください。

v6プラス(アルファ)・transixの方式 IPv6 IPoE+IPv4 over IPv6とPPPoEの速度・機器が違う理由を徹底解説!
v6プラス・v6アルファ・transixは通信速度の大幅な改善が見込めるサービスです。 IPv6接続には、、、 IPv6 PPPoE IPv6 IPoE IPv4 over IPv6 の3種類があり...

 

「excite MEC光 接続プラン TYPE-D」とは?

2018年7月19日より開始された接続プラン TYPE-Dというサービス。

このサービスはなんなのか?

簡単に言うと、IPv4 over IPv6に対応していないプロバイダ(光コラボ)でも「transix(接続方式:DS-Lite)」を利用できるサービスです。

もう一度思い出してみましょう。

「transix(IPv4 over IPv6)」を利用できるか否かは契約しているプロバイダ(光コラボ)により異なります。そして、今までは非対応のプロバイダでは速度の大幅な改善を見込める「transix」の利用はできなかったんですね。

接続方式対応ISP
①IPv6 PPPoE
⇒速度改善不可
BB.excite
01光コアラ
@ネスク
hi-ho
TiKi TiKi
TNC
@ちゃんぷるネット
エディオンネット
②IPv6 IPoE
⇒一部速度改善
SYNAPSE
ASAHIネット
WAKWAK
③IPv6 IPoE
(IPv4 over IPv6)
⇒速度改善
GMOとくとくBB
BIGLOBE
OCN
ANDLINE
IC-net
@nifty
So-net
(~2019/6/30)
SIS
ぷらら
ドコモnet
タイガースネット
DTI
@TCOM
※対応ISPは2019年2月時点のデータ(順次更新中)です。
※記載の無いプロバイダは、IPv6接続に未対応です。
※BB exciteは、ドコモ光ではなくexcite MEC光利用時のみ「IPv4 over IPv6」に対応済です。
※So-net for ドコモ光は2019年6月30日でサービスを終了します。

しかしながら、「excite MEC光 接続プラン TYPE-D」により非対応のプロバイダでも「transix」を利用できるようになったわけです。

例えば、ドコモ光でプロバイダを「エディオンネット」にしていた場合、「IPv6 PPPoE」という接続方式でしかインターネットはできません。(PPPoE方式では速度の改善不可。)

ですが「excite MEC光 接続プラン TYPE-D」を別途、契約すると「ドコモ光×エディオンネット」を契約中にも関わらず「transix」を利用でき尚且つ、大幅な速度の改善が見込めるようになるわけです。

ちなみに、「excite MEC光 接続プラン TYPE-D」はフレッツ光やフレッツ光の設備を利用した光コラボレーションモデルなら利用ができます。詳細はコチラ

 

料金は?

接続プラン TYPE-Dの初期費用は無料月額料金は700円(税抜)かかりますが、2ヵ月間は無料で利用できます。また、最低利用期間や解約事務手数料もかからないので気軽にサービスを試せるメリットがあります。

 

必要な機器は?

「excite MEC光 接続プラン TYPE-D」は、「transix(接続方式:DS-Lite)」というサービスで通信を行うが故に速度が改善されます。

しかしながら、その恩恵を受けるためにはDS-Liteに対応したルーターが必要です。実際に、excite MEC光が動作の保証をしているルーターは以下のようになります。

メーカー型番
Aterm・WG2600HP3
・WG1900HP2
・WG1800HP4
・WG1200HP3
・WG1200HS3
IO DATA・WN-AX2033GR2
・WN-AX2033GR
・WN-AX1167GR2
・WN-AX1167GR
・WN-AX1167GR/V6
BUFFALO・WTR-M2133HPシリーズ
・WRM-D2133HPシリーズ
・WXR-2533DHP2
・WXR-2533DHP
・WXR-1900DHP3
・WXR-1901DHP3
・WXR-1900DHP2
・WXR-1900DHP
・WXR-1750DHP2
・WXR-1751DHP2
・WXR-1750DHP

このルーターをご自身で用意する必要があります。

 

メリット・デメリットまとめ

以上「excite MEC光 接続プラン TYPE-D」についてまとめてみました。メリット・デメリットは以下のようになります。

メリットデメリット
・通信速度の改善が見込める
・一切の費用が不要
・24時間以内にサービス利用開始
・2ヵ月経過後は月額700円
・DS-Lite対応ルーターが必要

 

このサービス一番の特徴は通信速度の大幅な改善です。

現在、「IPv4 over IPv6」非対応のプロバイダや光コラボを利用中でも、一切の費用負担なしで利用できる為、まさに「おいしいとこ取り」ができてしまう画期的なサービスです。

但し、DS-Lite対応ルーターがなければ、サービスの真骨頂は分かりませんし、2ヵ月間のみ無料という制約があるので、それまでにネット回線を切り替えるか否かを決めなければなりません。

どちらにしても「現状の通信速度に不満がある」という方はお試ししてみる価値は十分にあると思います。